2011年6月2日木曜日

Bios操作OKなBluetoothレシーバー RCTB-MX を買ってみた。

デスクトップ機でAppleWirelessKeyboardをBluetooth接続で使っているのだが、
大半のBluetooth機器はOSの起動後に接続、認識される。

したがって、BIOS、起動メディアやOSの選択、セーフブートの選択ができない。
加えてAppleWirelessKeyboardはマルチペアリングに対応しておらず、
Win7とUbuntuのデュアルブート環境ではどちらかでしか使えない。(毎回ペアリングすれば使えるが…)

この問題によってUSB接続のキーボードが手放せないという本末転倒な状態…orz





この状況を打破すべく調べてみると、
Logicoolのキーボードに付属するC-UV35というレシーバーなら
ハードウェア側でペアリングして、Bluetooth接続のキーボードをUSB接続に見せかけてくれる
のでBiosでも使えるという情報を発見。

Logicool公式ストアで補修部品として単体で売っているので早速買ってみよう!(ありがとうLogicoolさん ^^;)
C-UV35はどうも2種類あるっぽい。しかもストアでは表示されてる型番がそれぞれ違う…


MX-5500用レシーバー RCBT-MX
http://store.logicool.co.jp/lcs/catalog/product_info.php?cPath=67_221&products_id=2000898

 

DN-500用レシーバー RCBT-DN
http://store.logicool.co.jp/lcs/catalog/product_info.php?cPath=67_221&products_id=2000899


面倒だから両方買っちゃえ!ってことで両方買ってみました。
結論から言うとRCBT-MXの方をお勧します。



使い方。
  1. レシーバーをUSBに差す
  2. 接続するキーボードでペアリング準備。(電源ボタン長押しとか、ペアリング用のボタンとか)
  3. レシーバーのポッチを押す。
  4. ためし打ちして動けば良し。だめならもう一度。
  5. Setpointの導入と再ペアリング


レシーバーとペアリングされているのでマルチブート環境でもOK。
さらにレシーバーを差し替えて別のPCと接続したりできます。
USB切り替え機なんかも大丈夫なんじゃないでしょうか。

ただし、4. の時点では汎用USBキーボードとして認識されてるので特殊なキーはおそらく使えません。
(AppleWirelessKeyBoardではFnキーが効かない
–> Deleteがバックスペーストして認識されるので Biosの呼び出しはできないw F1~F12はOK)

SetPointというLogicoolの設定ソフトを使って再認識させるとOS起動後は使えるようになります。(後述)

左:RCBT-MX  右:RCBT-DN

見た目からして違いますね。裏面の真ん中にある赤いぽっちがペアリング用のボタンです。
写真では写せませんがライトで透かしてみると中のパーツも違うみたいです。
RCBT-MXのほうにはアンテナ?と思しき金属が0の字に入ってます。

Setpointの挙動も違うようでRCBT-DNのほうはBluetoothの接続設定が出てきません。
したがってRCBT-DN通常のBluetoothレシーバーとしては使えません。
キーボードをつないでBiosを操作することはできました。

Setpoint 6.20 の画面

RCBT-MXの方は通常のレシーバーとして
この画面からマウスやキーボード以外のデバイスを接続できます。
ためしにヘッドセットをつないで見ました。

追記:ヘッドセットはペアリングできるけど使えませんでした。
使ったヘッドセットはLBT-HP110C2BK で対応プロファイルは
・A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)
・AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)
・HFP(Hands Free Profile)
・HSP(Headset Profile)です。プリンタはBTで使えてます。
追記終わり

キーボードもここから改めてペアリングすることで、
通常のBluetooth接続のキーボードとして認識され本来のドライバが適用されます。
2回ペアリングしたらBiosの操作ができなくなりそうですが何故かできます。
このレシーバーが中でいろいろやってるみたいです。

デバイスマネージャーではこんな感じでUSBハブとして見えてます。

デバイスマネージャー

RCBT-MX

 Bluetooth接続をした後のAppleWirelessKeyboard


注意)Logicool HID-Compliant Keyboardの電源の管理で
このデバイスでコンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする(O)の 
チェックをはずしてください。はずさないと

スリープ –> Setpointが終了 –> Bluetooth接続からUSB接続に切り替え –> デバイスの接続で起床

という流れ(多分)で夜鳴きします。


すごい長くなったけど何が言いたいかというとBluetoothキーボード使うなら RCBT-MX はお勧め。
あとAppleWirelessKeyboardのドライバ導入は次回にでも。

2 件のコメント:

  1. やりたいと思っていたことができそうです。有益な情報をありがとうございました。

    返信削除
  2. コメント有難うございます。
    お役に立てそうで嬉しいです。

    返信削除